競売になると、どのように情報公開されるのか
債権者によって競売申立てが行われ、裁判所によって競売開始の決定がなされると、競売に向けて物事が動いていきます。
裁判所執行官と不動産鑑定士により現地調査が行われ、裁判所において競売に必要な資料がまとめられると、情報は広く世間に公開されます。
では、どのように情報公開されるのでしょうか。
競売物件に関する情報は、裁判所に出向けば誰でも閲覧できます。
また、裁判所が運営する、不動産競売物件情報サイト(BIT)を利用すれば、より簡単に確認することができます。
BIT(ビット)では、
■ 競売物件(競売が行われる物件の情報)
■ 売却結果(開札の結果)
■ 過去データ
■ 売却スケジュール(これから実施予定の競売スケジュール)
■ 用語集
■ 手続案内(競売手続きの流れなどの説明)
■ お知らせ(全国の裁判所に関するお知らせ)
■ 使い方(BITの利用案内)
など、競売に関する様々な情報を確認することが可能です。
競売対象物件に関する詳しい情報は、「競売物件」からエリアや条件等を選択し、該当する物件の「3点セットのダウンロード」ボタンより『3点セット』という資料をダウンロードすれば確認することができます。
競売になると、どのように情報が公開されるのか、実際に確認することができますので、一度、BITのサイトを覗いてみるのも良いかもしれません。
また、競売物件の購入を検討されている方にとっても非常に便利なサイトですので、是非、活用されてください。
(注)BITよりダウンロードした資料には、情報の一部制限として黒塗りされ閲覧できない部分もあります。
それらも含め正確な情報を知りたい場合には、裁判所に出向いて実物の資料をご確認ください。