三菱HCキャピタル債権回収株式会社から通知が届いた！どう対応すべき？

三菱HCキャピタル債権回収株式会社とは

「三菱HCキャピタル債権回収株式会社」とは、住宅金融支援機構（旧：住宅金融機構）から、住宅ローン債権の回収業務を委託された債権回収会社です。

2021年7月に「日立キャピタル債権回収株式会社」から「三菱HCキャピタル債権回収株式会社」に社名変更されました。

住宅金融支援機構が債権回収を委託する債権回収会社

住宅金融支援機構は、個人向け融資のうち、住宅ローンの回収業務を以下の債権回収会社へ委託しています。

エム・ユー・フロンティア債権回収株式会社

株式会社住宅債権管理回収機構

三菱HCキャピタル債権回収株式会社（旧：日立キャピタル債権回収株式会社）

債権回収会社から通知書が届いたら

フラット35（長期固定金利）など、住宅金融支援機構からの借入れで返済が滞ってしまった場合、上記の委託先より督促状などの通知書が送付されてきます。

通常、住宅金融支援機構からの借入れの場合は、滞納が6回になると競売申立ての手続きに入ります。
滞納が1回、2回の状況では直ぐに競売手続きに入ることはありませんので、督促状などの通知書が送付されてきた場合には、慌てずに記載されている債権回収会社へ連絡し、状況を説明することが大切です。

その後も滞納が続くようなことになると、いずれ競売で自宅を失うことになります。
競売申立前と申立後では、解決までの時間や選択肢が大きく変わってきます。引き続き返済が困難な状況にある場合は、任意売却などの対策について専門家へ相談することをお勧めします。

また、任意売却の専門家に相談する前に弁護士の先生に相談される場合には、任意売却のことを聞いてみることも重要です。相談される先生によっては、自己破産などの債務整理のみ勧められるケースもありますので、その点は十分ご注意ください。