任意売却の流れについて。費用やタイミングを徹底解説!

任意売却を依頼したら、一体どのような流れで進んでいくのだろう? とても気になるところです。
 
日々、任意売却業務に邁進する専門相談員が、任意売却の流れ、費用やタイミングについて詳しく解説いたします!

目次

任意売却の流れ

1.依頼

まず、任意売却を希望される方からのご依頼により、任意売却業務はスタートします。
 
依頼を受けてもいないのに、勝手に不動産売買を行うことはできませんので、ご依頼いただく場合には、正式な書面(媒介契約書)に署名・捺印をいただきます。
 
この「媒介契約書」は、債権者との話し合いを始めるにあたって必要な書面になります。

2.債権者との話し合い

 債権者は誰なのか(債権者が複数の場合もある)
■ 滞納金や延滞金がどのくらいあるのか
■ 対象物件の調査・査定
■ 解決に向けての依頼者の希望
■ その他、必要と思われる情報

 
 
「媒介契約書」の提出をいただきましたら、上記の項目を事前に確認します。
 
特に対象物件の適正価格算出は、任意売却の成功率を高めることにも繋がりますので、いちとりでは、対象不動産の調査・査定はすべて社内の専門スタッフが行います。
 
確認が終わったら、「媒介契約書」を正式に依頼を受けたことを証する書面として債権者に提示し、任意売却承諾に向けた話し合いを始めていきます。
 
債権者は、売却金額がいくらなら任意売却を許可するというような具体的なコメントは一切してくれません。
話し合いを続けていく中で、債権者と債務者の両方にとって最善の落としどころを探っていくしか方法はないのです。
この見極めが、任意売却に関する知識と経験によって差が出るところとなります。
 
任意売却に不慣れな会社では、話し合いが上手くまとまらず時間だけが過ぎていき、結局、任意売却できなかったという結果に繋がる場合もあるのです。

3.購入者探し

債権者から任意売却OKの承諾が得られたら、次は対象物件の購入者探しです。
 
任意売却に特化した不動産会社であれば、任意売却物件に強い独自のネットワークを持っていることも多く、購入者探しもスムーズに進めていくことができる場合が多いです。
 
任意売却は、一般の不動産売買と同じ方法で売却活動を行いますので、内見の依頼があった場合には、依頼者(所有者)の方に立会いをお願いしております。
 
また、任意売却には時間に制限があります。
弁護士や司法書士、一般の不動産会社にも依頼することはできますが、債権者との話し合いから購入者探し、契約・決済までの業務をワンストップで対応できる強みが、任意売却専門会社にはあります。

4.契約・決済

債権者がOKした価格で購入者が見つかれば、次に行うのは不動産売買契約です。
 
そして、契約が終了したら最後の業務となる決済(売買代金の授受と所有権移転・差押登記抹消手続き)が行われ、決済の完了をもって任意売却業務は終了となります。
 
いちとりでは、ご希望があれば、任意売却後の債務整理(提携弁護士が対応)や新居探しのお手伝いなど、依頼者の方が安心して新生活をスタートできるよう、最後までサポートさせていただきます。
 
決済後のご不安や心配事も、遠慮なく担当の相談員にお話ください。

任意売却にかかる費用について

任意売却の場合、最初のご相談から任意売却の解決に至るまで、費用は0円。一切の費用負担はありません。
なぜなら、任意売却に必要な費用は、全て売却代金より清算されるからです。
 
詳しくは、以下をご確認ください。

任意売却の費用について

任意売却を依頼するタイミング

前述のとおり、任意売却には時間の制限があります。
 
本当は、『住宅ローンの返済が厳しくなってきたな』と感じるようになった時点で、一度ご相談されることをお勧めしておりますが、任意売却検討のタイミングとなるターニングポイントは何度かありますので、以下のブログを参考にしてみてください。

任意売却を検討するタイミング

検討するなら、依頼するなら、できるだけ早く行動することが、希望に沿って解決させるための一番の近道です。

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