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「競売」には種類があります

<種類によってどう違うの?>
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こんにちは。いちとり任意売却サポートスタッフの堀です😊
 
7月に入り、今年も後半戦スタートですね。
 
 
それでは、本日のブログです!
「競売」にはいくつか種類があることをご存じですか?
なかなかそこまで調べることなどないと思いますので、詳しくは知らないよ・・・という方が多いと思います。
そこで今回は、「競売の種類」について、少しお話しをさせていただきたいと思います。と、その前に、
前回お話させていただきました「抵当権(ていとうけん)」と「担保(たんぽ)」については覚えていますか?
 
では早速、本題に入ります!
「競売」には、大きく分けて次の2種類があります。
 
 
1.担保不動産競売(たんぽふどうさんけいばい)
 
「担保不動産競売」とは、住宅ローンが支払えず滞納が続いた場合、滞納した人(債務者)が所有している不動産に担保として設定された「抵当権」という権利を債権者(お金を貸した金融機関など)が行使することで、債務者の不動産を裁判所を通して強制的に売却・換価する(お金に換える)手続きのことをいいます。
「抵当権」は、債務者が住宅ローンの返済をしない場合に、債権者がその権利を使うことにより、競売によって強制的に不動産を売却し、売却代金を住宅ローンの残債務に充当することで債権回収を図るために設定されます。
 
この「担保不動産競売」は、厳密に言えば強制執行(※1)ではありませんが、次にお話する「強制競売」の規定の多くが準用されていますので、手続きとしては強制執行と同じルールに基づいて行われます。
 
また、競売は案件ごとに「事件番号」によって管理されています。
「担保不動産競売」の事件番号は、「令和〇〇年(ケ)第〇〇〇〇号」となり、(  )内が「」となっているものが、「担保不動産競売」を意味します。
 
※1 強制執行
強制執行とは、債権者が債務者に対して有すると認められた「私法」(私人と私人との間の法律関係を規律する法のこと。国家と私人との間の法律関係を規律する法のことは「公法」という)上の請求権を、国家権力によって強制的に実現する手続きのこと。民事執行法に規定されている。

 
 
 
2.強制競売(きょうせいけいばい)
 
「強制競売」とは、債権者が判決や公正証書などの債務名義(※2)に基づいて、債務者の不動産を裁判所を通して強制的に売却する手続きのことです。日本においては、債権者本人が強引に債権の回収を行うことは禁じられていますので、国家の力を使って債権回収を図る方法(強制執行)が一般的です。
この「債務名義」により、不動産を売却することによって強制的に換価する(お金に換える)手続きを「強制競売」といいます。
つまり、競売というのは住宅ローン以外の債務によっても申立てすることができるのです。
 
そして、「強制競売」の事件番号は、「令和〇〇年(ヌ)第〇〇〇〇号」となり、(  )内が「」となっていれば、「強制競売」を表します。
 
※2 債務名義
債務名義とは、執行機関が強制執行をするときにおいて、債権者に債権が存在することを公的に証明する文書のこと。強制執行は、この文書を前提にして初めて行うことが可能となる。
債務名義の代表的なものには、以下のようなものがあります。
■ 確定(給付)判決
■ 仮執行宣言付き判決
■ 支払督促
■ 調停調書
■ 和解調書
■ 執行証書
など、その他、民事執行法第22条で定められている各文書

 
 
 
いかがでしたか?
競売にも種類があること、お分かりになりましたでしょうか。
上記でご説明した「担保不動産競売」と「強制競売」は、共に民事執行法(※3)という法律に基づいて手続きが処理されていきます。
 
※3 民事執行法
民事執行法とは、民事訴訟法の「強制執行」と「競売」の規定を統合した法律のこと。(1979年公布、1980年施行)
制定の目的は、
1.執行手続きの迅速化
2.債権者の権利の確実な実現
3.買受人の地位の安定・強化
4.債務者保護     など
なお、本法律に規定されていた「仮差押え」「仮処分」に関する事項については、1989年に「民事保全法」として独立。

 
 
最後にもうひとつ!
実は、競売には「公売(こうばい)」と呼ばれるものもあるのです。2種類ではないじゃないか!・・・と怒られてしまうかもしれませんね。
この「公売」というもの。「競売」とは若干違う部分がありますので、また日を改めてご説明させていただきたいと思います。
 
 
いちとりは、任意売却を専門に扱う不動産会社です。
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