任意売却の相談は専門知識と実績のある会社にしましょう

「株式会社いちとり」では、住宅ローンを滞納されている方や自宅の差押えに直面されている方が、任意売却の手続きを使った不動産売却によって経済的に再出発できるよう、お手伝いをさせていただいております。

当社では毎日、任意売却に関するご相談をいただいておりますが、お問い合わせは個人の方だけでなく、法人企業様や同業の不動産会社様からもいただきます。先日は、大手不動産会社に勤務されている方より任意売却のご相談をいただきました。

任意売却による不動産売却の流れは、皆様がよく知る不動産売買のやり方とは異なる点が多々あります。ある意味、知識と経験が鍵となる任意売却ですので、例え大手不動産会社であったとしても任意売却の経験が少なく業務に不慣れな支店や担当者が行う場合には、成功に至らないケースも実際にはあります。

本記事では、先日ご相談がありました、大手不動産会社勤務の鈴木様(仮名)の例を踏まえながら、任意売却を成功に結びつけるための最善の方法についてお話させていただきます。

【執筆】

株式会社いちとり
代表取締役/代表相談員

林 達治

東証一部上場不動産会社、外資系金融機関、任意売却専門会社を経て、日本全国の不動産を対象とした任意売却を専門に扱う株式会社いちとりを設立。

勇気を出して相談してくださったご相談者様に最後まで寄り添ってサポートすることを信条に、現在も会社代表を務めながら代表相談員として、住宅ローンの悩みを抱える方々の問題解決のために精力的に活動している。

長年培ってきた任意売却に関する豊富な知識と経験を活かして、個人・法人問わず、年間500件以上の相談を受けており信頼も篤い。

目次

いちとりへの相談に至るまでの経緯

今回ご紹介させていただく鈴木様は、大手不動産会社に20年近く勤務されており、不動産売買に関する知識も経験も十分にお持ちでした。10年前にご家族で住まわれるご自宅を購入するため、ご自身の名義で住宅ローンを組んでお住まいになっていました。

しかし、昨年離婚され、奥様との話し合いによって、鈴木様はご自身名義の住宅ローンとお子様の養育費を共に支払っていくこととなりました。(ご自宅にはそのまま鈴木様が住むことになったため)

離婚後、しばらくの間は支払いができていたものの、奥様の分の世帯収入がなくなったことが徐々に影響し、次第に月々の支払いが困難となり、ついに住宅ローンが滞るようになってしまいました。

幸い、鈴木様は大手不動産会社に勤務されていたため、ご自身の会社で早々に販売を開始することになったそうです。また、鈴木様もすぐに買い手が見つかると思っていたそうです。

しかし、2~3ヶ月経っても買い手が見つからず、全く売却できる気配がありません。どうしてなのでしょう?

理由は直ぐに判明しました。

鈴木様のご自宅の販売価格は、周辺の住宅相場よりかなり高かったのです。設定した販売価格が当該エリアでの不動産検討者のニーズに合わず、なかなか売れないという状況に陥っていたという訳です。自宅が売れずに困っていた鈴木様は、ついに同僚へ相談することにしました。そして、その同僚の方が当社を紹介してくださったという経緯です。

いちとりへの相談

自宅を売却することができずに困っていた鈴木さんから当社がご相談を受けたのは、ご自身が勤務されている大手不動産会社で売却活動を開始してから3ヶ月ほど経過したあたりで、いよいよ住宅ローンの返済ができなくなり始めたといった頃です。

当社にお越しいただいた鈴木様にさっそくお話を伺いました。

林:『なぜ、明らかに相場よりも高いと思われる価格でご自宅を販売されていたのですか?』

鈴木様:『私も不動産会社に勤めていますので、販売価格が相場より高いというのは分かっておりました。しかし、住宅ローンの残債務や登記費用、仲介手数料などの諸費用を考えると、どうしても高く販売せざるを得ない状況でした。もう貯金もありませんし、住宅ローンを全額返せないと売却することができないので・・・。』

林:『鈴木さん、実はそんなこともないんですよ。任意売却という手法をとれば、住宅ローンを残した状態でご自宅を売却することができます。そして、任意売却であれば売却後に残った債務の返済についても、債権者との話し合いが可能です。今までよりきっと支払いが楽になる方法で解決できると思いますよ。』

鈴木様:『その任意売却という手続きなのですが、本当にそのようなことができるんですか?』

と、このように会話が進み、後日、鈴木様より任意売却のご依頼をいただきました。

任意売却の流れ(鈴木様のケース)

鈴木様の場合は、住宅ローンの名義がご自身でしたので、以下のような任意売却手続きの流れで問題を解決することができました。

任意売却手続きの流れ

債権者へ連絡を行い、任意売却に向けた話し合いを行う(依頼先の会社が全て代行します)

債権者より、任意売却の応諾を得る(債権者の応諾が得られない場合は、任意売却はできません)

対象不動産の販売活動(買主探し)

不動産売買契約

決済(任意売却成立)※状況によっては、引越し費用を確保することも可能です

一般的には、このような流れで任意売却は行われ、新生活がスタートすることになります。

しかし、置かれている状況は、ご相談者様それぞれに異なります。上記のような通常の流れでは、任意売却を進められないという方も実際には多くいらっしゃいます。そのような場合に、任意売却に関する知識と実績が豊富にある会社であれば、ご相談者様の状況に合わせた対策を講じ、臨機応変に問題解決に向けた対処方法を提示・実行してくれるでしょう。

また、任意売却後に債務が残ってしまった場合でも、その後の返済方法については、債権者と話し合いを行って決めていくことができるようになります。当社で任意売却を行った多くの方は、ご相談前の支払い額よりも少ない返済額(生活に支障をきたさない程度の返済額)で月々の返済を続けています。

まとめ

鈴木様は、大手不動産会社において部下が4人ほどいらっしゃる役職者でしたが、過去に任意売却を扱った経験がなく、その知識も殆どなかったとのことでした。

このように大手の不動産会社でさえ、各支店で年間に1件の依頼があるかないかという「任意売却」です。依頼先を間違えると、時間だけが無駄に過ぎてしまい、置かれている状況によっては自宅が競売にかけられてしまう恐れもあります。

取り返しのつかない事態に陥ってしまう前に、住宅ローンの滞納や自宅差押でお困りの際には、まずは、株式会社いちとりまでご相談ください。

そのお悩みは、任意売却で解決できる可能性があります!!

住宅ローンの問題は、あまり過度に心配されなくても大丈夫です。債務・借金といったお金の問題には、必ず解決できる方法があるものです。

それよりも、中には深刻に悩み過ぎて体調を崩されてしまう方もいらっしゃいます。ご自身の体調と生活を守るためにも、自分一人で深く悩みすぎず、住宅ローン滞納の問題であれば、早めに専門家にご相談ください。

「株式会社いちとり」が、いつでもあなたの頼れるパートナーとなります!!

 

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