任意売却において売却の決定権を持つキーパーソンは誰か!?

決定権を持つ人のことを、一般的に決定権者(けっていけんじゃ)と言います。「決定権を持つ者」つまり、キーパーソンのことです。個人環境の中であれ、法人環境の中であれ、必ず決定権者はいるものです。
ご主人・奥様・お子様
社長・部長・課長
など、色々な立場の人がいますが、必ずしもその場のトップが決定権者とは限りません。
ずっとご主人と話を進めていたのに、最終的な決定権者は実はお子様だったということも実際にはあるのです。
さて、任意売却においても決定権者は存在します。任意売却における決定権者とは一体誰なのでしょうか。
任意売却における決定権者は誰か
任意売却における決定権者は、債権者です。
滞納しているものが、
- <住宅ローンの場合>
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借入をした金融機関や保証会社
- <管理費の場合>
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管理会社や管理組合
- <税金や健康保険料などの場合>
-
税務署や役所
などが、債権者にあたります。
つまり、任意売却を進めていくに際し、最も重要なキーパーソンは債権者ということになります。
そして、債権者は一人とは限りません。
任意売却にOKと許可を出すのもNGと拒否するのも、引越し費用を捻出出来るか出来ないかの判断も、全てはこの「債権者」つまり「決定権者」が決めるのです。
任意売却を行う上で最も重要なことは何か
前述の内容からも分かるように、任意売却を行う上で一番重要なことは、限られた時間の中で決定権者と話し合いを行い、様々な条件を調整出来るか出来ないかという一点に絞られます。
知識と経験、実績がものをいう作業であることは言うまでもありません。
任意売却の依頼先を検討する際に、当社が、任意売却専門会社をお勧めする理由はそこにあります。
知識・経験・実績の量が他とは違うからです。
依頼先によって、その結果も大きく異なってきます。
任意売却に不慣れな会社に依頼して、結果時間切れとなり、競売になってしまうことだけはどうか避けてください!
また、「うちでは引越し費用を100万円出せますよ!」などと言いながら近寄ってくる業者にもご注意ください!
引越し費用を出す・出さない、それを決めるのは誰ですか?
そうですね。決めるのは全て、決定権者です。
決定権者の応諾無しに引越し費用を出すなどというのは、何か裏のある要注意業者に他なりません!