任意売却すると団体信用生命保険はどうなるの?

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任意売却すると団体信用生命保険はどうなるんですか?
 
このようなご質問をいただくことがあります。
 
団体信用生命保険の効力については、住宅ローンの滞納状況によって変わってきます。
 
 

目次

団体信用生命保険とは?

 
 
団体信用生命保険(以下、団信という)は、名前の通り生命保険です。
 
住宅ローン利用者(債務者)が、死亡または所定の高度障害になったときに、保険会社が残りの住宅ローン(残債務)を肩代わりして債権者(借入先の金融機関)に支払うことで完済することができる保険です。
 
三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)と診断された場合にも、同じく保障が受けられるタイプもあります。
 
 

任意売却をしたら団信の扱いはどうなるの?

 
 
民間の金融機関の場合、団信の保険料は住宅ローンの金利に含まれているケースが一般的です。
 
つまり、住宅ローンを滞納すると、保険料も滞納していることになります。
 
そのため、任意売却に関わらず住宅ローン滞納後は、期限の利益を喪失して、金融機関が保証会社より代位弁済を受けると団信は失効します。
 

住宅ローン滞納後の流れ

督促状・催告書

期限の利益喪失・代位弁済

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競売申立

住宅金融支援機構(フラット35など)の場合

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住宅金融支援機構(フラット35など)の場合は、団信の加入は任意となっているため保険料は金利に含まれていません。
毎年、残債務に応じて年払いで保険料を支払っていきます。
 
そのため、期限の利益を喪失した場合においても、保険の効力は継続します。
 
 
※平成29年10月1日以降にフラット35を申し込まれた場合には、月々の返済金に保険料が含まれています。
 
 
 
 
任意売却すること自体で団信が失効する訳ではありませんが、住宅ローンの借入先によって契約内容や保障内容も異なりますので、一度、改めてご自身の団体信用生命保険契約内容を確認されておくと良いでしょう。
 
 

 
 

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