「任意売却」が選ばれる理由
任意売却に関するご相談が増えています。
コロナ禍となり、住宅ローンや税金等の支払いが困難となる事由が増えていることも要因のひとつかと思われます。
『(一時的にでも)仕事が無くなったり減少したりして、全体の収入が減ってしまった』
『生活維持に必要な支払いを優先してしまい、住宅ローンや税金等の支払いを後回しにしてしまった』
最近のご相談の中で多い事由です。
住宅ローンや税金等の支払いが滞ると「差押」や「競売申立」に繋がっていきますが、近ごろは任意売却の認知度も高まってきており、競売ではなく任意売却という方法によってご自宅の売却を選ばれる方が増えています。
任意売却とは何か?
任意売却とは、
■ 住宅ローンが支払えず滞納している
■ 売却価格が住宅ローン残高を下回る
■ 競売申立をされている
このような状況において、債権者(借入した金融機関)の合意を得た上で売却を可能にさせることを任意売却と言います。
通常、売却価格が住宅ローン残高を下回る場合、その差額や不動産仲介手数料など売却にかかる費用は債務者(住宅ローン借主など)が準備をしなくてはいけません。
任意売却の場合、売却に掛かる費用(抵当権抹消費用、仲介手数料、滞納管理費、差押解除費用など)は、すべて売却代金の中から清算されるため、所有者には費用負担が無いことが特徴です。
なぜ、任意売却が選ばれるのか?
任意売却が選ばれる理由としては、
■ 競売よりも高い金額で売却でき、残りの債務の返済計画も見直すことができる
■ 債権者との話し合いや面倒な手続きの全てを、任意売却の専門業者が代行してくれる
■ 引っ越しするための費用を、売却代金の中から工面してもらえる
■ 状況によっては、そのまま住み続けられる可能性もある
などが挙げられます。
新たな生活を考えたとき、「任意売却」のほうが「競売」よりも遥かに未来図を描きやすかったと仰っていたご相談者様もおりました。
任意売却を専門に扱う不動産会社であれば、知識や経験は豊富にあります。
ご相談いただいた方の状況や希望に応じて、様々な解決策を提案してくれるでしょう。
住宅ローンや税金等の支払いのことでお困りの場合は、一度、任意売却の専門家に相談されてみてください。
ひとまず話を聞くだけでも気持ちが楽になるはずですし、状況が一歩前進するかもしれません!