任意売却するときに気になるポイント
「最近失業してしまい、毎月の生活費が稼げない」
「この先25年も支払いが残っている住宅ローン、何とかしたい・・・」
この記事は、「住宅ローンの支払い」に悩んでいる、あなたのために書きました。
記事を読むことで得られるメリットは、次のとおりです。
■ 任意売却に対する疑問の答えがわかる
■ 信頼できる専門家を選ぶ基準がわかる
「悩み」は、頭で考えているだけでは解決しません。
確かな情報を集め、信頼できる専門家を見つけることが解決の第一歩です。
住宅ローンを払えずに困っているあなたのお役に立てれば幸いです。
1.疑問① 任意売却したら、ブラックリストに載るの?
2.疑問② 任意売却したら、次は自己破産になるの?
3.疑問③ 任意売却したいけど、手数料をたくさん取られそう
4.疑問④ 任意売却って、どこに頼めばいいの?
5.まとめ
疑問① 任意売却したら、ブラックリストに載るの?
(答え) ブラックリストには載りません
任意売却をしたからブラックリストに載るということはありません。
ただ、住宅ローンの返済を滞納すると、個人信用情報機関(通称ブラックリスト)に事故情報として登録されます。
つまり、任意売却をする・しない以前に、滞納があった時点で情報は登録されてしまうのです。
したがって、住宅ローンの返済が苦しくなったら、滞納する前に専門家に相談して下さい。
疑問② 任意売却したら、次は自己破産になるの?
(答え) 任意売却したら、自己破産になるわけではありません
任意売却後に、住宅ローンが残った場合、債権者(金融機関など)と話し合いをします。
その中で、毎月支払える範囲の金額(1万円でも2万円でも)で、少しずつ返済していくことになります。
したがって、任意売却をしても自己破産になるわけではないので安心して下さい。
疑問③ 任意売却したいけど、手数料をたくさん取られそう
(答え) 通常の不動産の売却と同じです。途中で費用が発生することもありません
任意売却は、売却代金の中から全ての費用を捻出できるため、別途で仲介手数料などを用意する必要はありません。
また、成功報酬となりますので、途中で新たな費用が発生することもありません。
仲介手数料の計算例を挙げておきますので、参考にして下さい。
[計算例] 2,000万円で自宅を任意売却した場合
(2,000万円×3%+60,000円)+消費税(10%) = 726,000円(仲介手数料)
疑問④ 任意売却って、どこに頼めばいいの?
(答え) 任意売却専門の不動産会社に頼みましょう
任意売却の専門家に求められものは、次の3点です。重要なものから並べてみました。
1.不動産の知識と経験
2.債権者への交渉力
3.法律の知識
また、任意売却を依頼する際、選択肢に入る専門家は次のとおり。
■ 大手の不動産仲介会社
■ 弁護士、司法書士
■ 任意売却専門の不動産会社
一般不動産の売却に関しては、安心して任せることができます。
ただ、任意売却のキーになる債権者への交渉力に不安があります。
また、任意売却を経験したことがない営業マンが多いのも事実です。
法律の知識は、申し分ありません。
債権者への交渉力も、大手の不動産仲介会社よりも優れています。
しかし残念なことに、肝心の不動産の知識と経験が足りません。
不動産の知識と経験、債権者への交渉力、法律の知識の3点をバランス良く備えています。お勧めします。
ただし、どこに依頼するかはとても重要です。次の点に該当する会社は避けた方がよいでしょう。
● ホームページの宣伝文句が必要以上に派手である
● メールや電話での応対に問題がある
● 訪問して相談した際に、任意売却の仕組みや手続きに関する説明の仕方が上手くない
まとめ
一人で悩んでいても、行動しないことには何も変わりません。
まずは、電話やメールで質問してみましょう。
その過程で、信頼できそうな会社が見つかれば、直接訪問して相談してみましょう。
適切に行動すれば、必ず道は開けます。
将来に向けて一歩を踏み出したいあなたの、参考になれば幸いです。