競売物件の特徴
「競売物件」と聞くと、あまり良いイメージを持たない方が今でも多いと思います。
競売物件が、なぜそのようなイメージを持たれてしまうのでしょうか。
恐らく「競売」という手続き自体が、借入金の返済ができないことが理由となって実行されるもののため、良い印象を持ちにくいのかもしれません。
しかし、競売となる物件であっても、物件そのものは一般の不動産と何ら変わらないものが殆どですので、このコラムを読んで競売物件へのイメージが少しでも変わっていただけたら嬉しく思います。
そこで今回は、「競売物件の特徴」についてお話してみたいと思います。
競売物件とは
競売で扱われる競売物件とは、
■ 担保が設定された不動産
■ 担保の設定がなくても、売却すれば債権を回収できる見込みがある不動産
ということになります。
競売物件には、借金を返済できなくてやむなく売却せざるを得ないという背景が存在しますので、このことが競売のイメージを悪くさせている大きな要因と思われます。
競売物件の状態
返済すべき(支払うべき)ものが返済できない(支払えない)から競売となりますので、維持管理や修繕に手が回らず傷みが激しかったり、室内が雑多になっている物件が一般の物件に比べて多い可能性はあります。しかし、不動産そのものに問題があるわけではないので、程度の差はあれ一般の中古物件と特に変わりはありません。土地だけであれば、なおさら問題は少ないでしょう。
競売物件の特徴
競売物件はその特徴として、扱われる不動産の種類が多岐にわたります。金融機関は住宅ローン以外にも色々と貸出をしていますから、様々な不動産に担保の設定を行っています。そのため一般の住宅のみならず、店舗・事務所・ホテル・工場・ゴルフ場・病院・農地・山林など多種多様な不動産が競売市場では取り扱われます。
競売物件が安い理由
競売物件は、一般の中古物件とそれほど変わらないにも関わらず、市場価格より安い金額で売却されます。
それは一体なぜでしょう。
競売物件においては、通常の物件では当たり前に行う内覧が原則できません。また購入後、物件に問題が生じても損害賠償等の請求ができない(瑕疵担保免責)など、様々なリスクを落札者(購入者)が負うことになります。そのような物件であるから、必然的に金額は安くなります。
したがって、住宅ローンや税金等の滞納などにより、ご所有の不動産が競売になってしまった場合、一般市場と比較してかなり安価に売却されてしまうことを覚悟する必要があります。
任意売却によって競売を回避
一般市場の価格よりも安く売却されてしまう競売を回避する方法のひとつに、「任意売却」という選択肢があります。
任意売却は、金融機関や保証会社などの債権者を巻き込んでの売却作業になりますので、専門的な知識と豊富な経験が必要になります。個人で行うにはなかなか難しく、かなりハードルの高い作業となりますので、もし、任意売却を検討したいと思われた際は、迷わず任意売却を専門に扱う会社に相談されることをお勧めいたします。
株式会社いちとりは、「任意売却」を専門に扱っている不動産会社です。
これまで様々な状況にあるご相談者様の問題を豊富な知識と経験をもとに解決へと導いてまいりました。ご相談者様のご希望に沿った解決に至るよう、住宅ローンや税金等の問題をサポートしてまいります。
また、当社では任意売却に費用は一切かかりませんので、費用のことが心配の方も、どうか安心してご相談ください。(詳細は下記、「任意売却の費用について」よりご確認ください)
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