一般の不動産会社は任意売却のプロではない!事例を挙げて解説

任意売却, 住宅ローン滞納, 競売, 任意売却専門会社


 
 
不動産会社の営業マンから、次のような相談をよく受けていました。
 
ところで、任意売却ってどうやるの?
 
実は、よくある話なのです。
 
 

佐々木様(ご相談者様|仮名)の実話

 以前、当社にご相談にいらした佐々木さん(仮名)のお話しです。
 
急な病気がきっかけで、退職することになった佐々木さん。
すぐに新しい職場に転職できたものの収入が2/3ほどに減り、次第に住宅ローンの返済が滞るようになっていったそうです。
 
徐々に貯金も底をつき始めた佐々木さんは、ついに大切なご自宅の売却を決意し、近所にあった大手不動産会社(以下、「A社」とします)に相談へ行きました。
 
A社の担当者の話では、「すぐに売却できる」とのことだったため、その場で売却を依頼したそうです。
ところが半年経っても一向に売却できず、住宅ローンの返済滞納を繰り返していました。
 
そんなある日、佐々木さん宅に裁判所から一通の書類が送付されてきました。
 
書類の名前は、「担保不動産競売開始決定」

債権者が競売の申立てを行った際に裁判所から送付される通知書です。

 

何のことだかサッパリわからず、慌ててA社に連絡したそうです。
担当者からは、「販売価格が高くてなかなか売れない」と言われたのみで、競売についての流れや今後の詳しい説明はなかったそうです。
 
自分たちは一体どうなってしまうのか。
 
不安になった佐々木さんは、インターネットで競売について調べている際に当社を知ることとなり、ご連絡をくださいました。
お会いした際の佐々木さんのご様子は、不安が続き、夜中に何度も目が覚めてしまうといった状態でした。
 
そして、佐々木さんのご希望を伺うと、「なるべく借金を残さないようにして引越しをしたい。できれば引越し費用も欲しい」とのこと。
 
佐々木さんの状況やご希望を一通り伺った後、

  • 競売申立から競売までの流れ
  • 任意売却について
  • 競売について
  • 住宅ローンが残ってしまった場合の対処方法

などについてご説明し、当社が任意売却の依頼をいただくことになりました。
 
早速、佐々木さんにはA社にお断りの連絡をしていただき、当社は競売申立をしている債権者へ連絡。競売ではなく、任意売却で解決できるよう話し合いを進めていきました。
 
結果としては、税金の滞納(差押)もあったため、税金の差押解除の話し合いと合わせて債権者との話し合い・調整を行い、競売ではなく、任意売却で解決することができました。
 
当社の活動期間は、佐々木さんからご相談をいただいてから約3ヶ月間でした。
競売に比べて残債も少なくなったことで、残ったローンは佐々木さんの無理のない範囲で、支払っていくこととなり、今では新しい生活をスタートしていただいています。
 
後に分かったことですが、A社は特に債権者に連絡することもなく、住宅ローンが完済できる価格(相場より2割ほど高い価格)で売却しようとしていたようです。

一般の不動産会社と任意売却専門会社の違い


任意売却では、通常の売却活動だけでなく、債権者(借入をした金融機関など)との話し合いが重要となります。
 
債権者が1社であるならまだいいのですが6社7社といることもあり、その場合は全ての債権者から合意を得なければ任意売却はできません。
 
したがって、当社のような任意売却を専門に扱う会社では、債権者との話し合いに最大限の注意を払い、そこに最も時間と労力を使います。
 
では、一般の不動産会社はどうでしょうか。
 
一般の不動産会社の場合は、任意売却を必要とする顧客の他にも、通常の売却(売却して債務を全額返済できる売却、高額物件の売却など)の相談に訪れる顧客も多く抱えています。
 
そのような状況の中で、任意売却と一般の売却、対応する時間や労力をどちらに使いたいと思うでしょうか?
 
一般的には、債権者のやり取りにかなりの労力を費やす任意売却よりも、通常の不動産売買のほうに注力したいと考えるのが当然でしょう。
必然的に、任意売却の知識も少なく、やったことがないという営業マンが多いのも納得できます。

任意売却を専門に扱う任意売却のプロとは?

一般の不動産会社を否定している訳では決してありません。
 
ただ、任意売却に限って言うと、一般の不動産会社や地元を中心に活動している不動産会社(地場業者)では、任意売却はほぼ成功しません。
 
一般の不動産会社や地場業者では、実際に任意売却を取り扱うことが殆どありませんので、任意売却独特の進め方というものを全くと言っていいほど知りません。
 
ちなみに、本文TOPに記載したような相談をされてきた方というのは、大手不動産仲介会社の年間売り上げ件数1位、2位を常に争っている人や、不動産会社の支店長をされているような不動産経験豊富な方たちです。支店長に至っては、「過去今までに任意売却を1件も取り扱ったことがない」と仰っていました。
 
 
しかし、このことは至極当然のことであり、だから当社のような任意売却のプロがいるのです!
 
任意売却は、一般の不動産売買とは時間や労力をかけるポイントが異なります。任意売却に関する知識や経験が豊富な任意売却のプロに依頼するのが解決に向けての最も早い近道です。
 
住宅ローン滞納などで時間的余裕がない方、債権者との話し合いが必要になりそうな方は、大手の会社だから、昔から親しい会社だからという判断ではなく、任意売却のプロかどうかという点で見極め、任意売却を専門に扱う不動産会社に一度、相談されてみてください。
 
 

目次
閉じる