任意売却は、新生活を始めるための手段です!
任意売却は、「競売を避けるための手段」と思われている方も多いと思います。
しかし、私たちは任意売却を単に「競売を避けるための手段」とだけ考えてはおらず、「新しい生活を始めるための手段」でもあると考えています。支払いに困っている状況を改善し、新しい生活をスタートさせるために、任意売却という手段を使うというイメージです。
任意売却で新生活をスタートされた加藤様(仮名)の実例
先週、当社で任意売却をされた加藤様(仮名)が任意売却後の経過報告を兼ね、ご来社くださいました。
加藤様は、かつてのワンルームマンション投資ブームの際、ご自身の資産運用のため、都内近郊にワンルームマンションを購入され賃貸で貸しておられました。
初めのうちは運用も順調でしたが、月日の経過と共に世の中の状況も変わり、次第に空室の状態が続くなど、暗雲が立ち込めてきたそうです。気がつけば、賃料収入は無いのにローンの返済だけが続くという悪循環に入り込み、毎月赤字を補填するため貯金を切り崩して、何とかローン返済をしてこられました。
しかし、ついに限界が訪れました。ローンの返済ができなくなったのです。
その時にインターネットで当社のことを知り、任意売却で現状の問題を解決できないかと、ご相談くださいました。
加藤様の場合は、ご自宅ではなく投資用で購入したマンションの任意売却でしたので、債権者(金融機関等)との話し合いに少し時間がかかりましたが、滞納が続くようになる前の早めの段階でご相談いただいたことにより、債権者とも上手く話がまとまり、無事に任意売却を終えることができました。
任意売却にはどのようなメリットがあるか
任意売却には、ご相談いただいた方の状況に合わせて、様々な解決の選択肢があります。
- 残債務(残りの借金)を減らすことができる
- 残った債務の返済方法について、債権者と相談ができる(毎月支払える範囲の金額で返済していくことも可能)
- 引っ越しをするための費用を確保することができる
- リースバック(毎月賃料を支払う方法)により、今のご自宅にそのまま住み続けることができる
など。
いちとりでは、任意売却後の債務整理に向けた弁護士のご紹介や、お引越しに伴う新居探しといったアフターサポートまで責任をもって対応させていただきます。
居住用だけでなく、投資用不動産でも任意売却は可能
資金が回らなくなり投資用ローンが払えなくなっている方が、新型コロナウイルスの影響もあり、最近になってとても増えてきております。
- 毎月赤字が増え続けている
- 不動産会社や管理会社に運用を一任していて、状況が分からない
など、投資状況に不安やご心配があるようでしたら、いちとりまでご相談ください。現在の状況を確認し、問題点は改善できるようサポートいたします。
既にローンを滞納されている方は、そのまま何もしなければご所有の不動産はいずれ競売にかけられてしまう可能性があります。まずは「早めに相談」が状況を良くしていくための第一歩です。
今はまだ滞納せずに済んでいる方も、先行きに不安がある場合には、早めに任意売却の専門家に相談されることをお勧めします。
任意売却された加藤様(仮名)のその後
さて、任意売却を終えられた加藤様。その後はどうなったでしょう。
任意売却によって、残債務を減らすことができ、今後の返済についても債権者との話し合いの中で無理のない範囲で支払っていくということになりました。生活も今までと変わることはありません。
初めてお会いしたとき、毎日不安で夜も眠れないとおっしゃっていた加藤様ですが、今では生活のリズムも整い、新たな第一歩をスタートさせることができたと笑顔でお帰りになられました。