住宅ローンの滞納、何から話せばいい?相談前に整理しておきたい5つのこと

「住宅ローンを滞納してしまった…。誰かに相談したいけれど、何から話せばいいのかわからない」

いざ相談しようと思っても、「こんな状態で相談していいの?」「何を聞かれるの?」「うまく説明できるか不安…」と、相談そのものをためらってしまうこともあるでしょう。

しかし、相談前にすべてを完璧に把握しておく必要はありません。まずは、現在の状況を分かる範囲で整理してみるだけでも大丈夫です。

この記事では、住宅ローンの滞納や競売について相談する前に、確認しておくと安心な5つのポイントをご紹介します。

【執筆】

住宅ローン滞納・競売相談所
代表相談員|林 達治

東証一部上場の不動産会社、外資系金融機関、任意売却専門会社での豊富な実務経験を活かし、「住宅ローン滞納・競売相談所」を開設。
代表相談員として、住宅ローンの滞納や競売に関する高度な専門知識をもとに、信頼性の高いサポートが全国のご相談者様に喜ばれている。

「勇気を出して相談してくださった方に、最後まで寄り添うこと」を信条に、複雑な問題を抱える方々の不安を取り除きながら、最適な解決策をご提案。
現在では、個人・法人を問わず年間500件以上の相談に対応しており、その実績は業界内でも高く評価されている。

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目次

相談前に整理しておきたい5つのこと

1.いつ頃から住宅ローンを滞納しているか

まずは、住宅ローンの支払いがいつ頃から難しくなったのかを整理してください。

「〇〇年△△月頃から滞納している」「大体□ヶ月くらい前から滞納している」といった感じで構いません。

正確な日付が分からない場合は、手元にある通帳や金融機関から届いた書類などを確認すると、滞納時期を整理しやすくなります。

2.現在の滞納額はどのくらいか

現在、滞納している金額がどのくらいあるのかも、分かる範囲で確認しておきましょう。

住宅ローンだけでなく、管理費や修繕積立金、固定資産税など、ほかにも支払いが滞っているものがあれば、あわせて確認しておくとより安心です。

すべての金額を自分で計算する必要はありません。手元にある請求書や督促状などを用意しておけば、相談先で現在の状況を確認してもらうことも可能です。

3.金融機関や裁判所から何が届いているか

住宅ローンの滞納が続くと、金融機関や保証会社、裁判所などからさまざまな通知や書類が届きます。

例えば、

  • 督促状
  • 催告書
  • 代位弁済に関する通知
  • 競売開始決定通知書

などです。

これらの書類には、現在の滞納状況や競売手続きの進捗状況などが分かる重要な情報が記載されています。

「何の書類なのかよく分からない」という場合でも、届いたものは捨てずに保管して、相談する際に持参するようにしましょう。

4.これからどうしたいと思っているか

相談する前に、「これからどうしたいのか」を少し考えておくことも大切です。

例えば、

  • 売却して住宅ローンの債務を整理したい
  • 引っ越し費用が欲しい
  • できれば今の家に住み続けたい
  • まだ何を選べばいいのか分からない

など、現時点での気持ちをそのまま伝えてください。もちろん、相談する段階で結論を出しておく必要はありません。

まだ気持ちが整理できていない場合でも、現在の状況をもとに、どのような選択肢があるのかをアドバイスしてもらうことができます。

5.今、一番不安に感じていること

最後に、現在もっとも不安に感じていることを考えてみましょう。

  • 家を失うのが怖い
  • 競売になったらどうなるのか不安
  • 家族にどう説明すればいいのか悩んでいる
  • この先、住宅ローンの支払いはどうなるのか知りたい

など、どのようなことでも大丈夫です。

相談では、住宅ローンの金額や滞納期間といった事実だけでなく、ご自身が何に不安を感じているのかを伝えることも大切です。

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相談前にすべてを整理できていなくても大丈夫

ここまで5つのポイントをご紹介しましたが、相談前にすべてを整理できていなくても問題ありません。

住宅ローンの滞納や競売について悩んでいるときは、不安や焦りから、何をどう説明すればいいのか分からなくなってしまうこともあります。

そのような状態だからこそ、まずは現時点で分かっていることや、不安に感じていることを、そのまま伝えてみることが大切です。

相談先では、住宅ローンや競売についての状況を整理しながら、今後どのような選択肢があるのかを一緒に考えてもらうことができます。

まとめ|まずは「話してみる」ことから

住宅ローンの滞納について相談する前に、

  • いつ頃から滞納しているか
  • 現在の滞納額はどのくらいか
  • 金融機関や裁判所から何が届いているか
  • これからどうしたいと思っているか
  • 今、一番不安に感じていること

この5つを、ご自身の分かる範囲で整理しておくとよいでしょう。

とはいえ、すべてを完璧に準備する必要はありません。

「何をすればいいのか分からない」「相談していい状態なのか分からない」という段階でも、相談することで、現在の状況やこれからの選択肢が見えてくることがあります。

何から話せばいいのか分からず一歩を踏み出せないという方も、まずは今の状況を「話してみる」ことから始めてみませんか。

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