任意売却するとブラックリストに載るの!?
2020.07.21
目次
任意売却するとブラックリストに載る?
- 任意売却するとブラックリストに載ってしまいますか?
- ブラックリストに載ると、どうなってしまうんですか?
と質問されることがあります。
(答え)
任意売却が原因で、ブラックリストに載ることはありません。住宅ローンを滞納した時点で載ります。
そもそも、「ブラックリスト」というリストは存在しません。
クレジットや住宅ローンなどの返済が滞った場合、信用情報機関に延滞情報などが登録されるのですが、この登録された状況を世間一般では、「ブラックリストに載る」と言います。
信用情報機関ってなに?
信用情報機関は、3つあります。
- 全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
この3つの信用機関は、「延滞情報や申告情報」の情報交流をしており、全銀協、CIC、JICCの3つの機関の間で行っている信用情報交流ネットワークを「CRIN」と言います。
ただし、すべての情報を3つの機関で情報交流している訳ではありません。
また、信用情報の保存期間なども異なります。
ですので、全銀協で延滞登録されている場合でも、CICやJICCのみ照会するクレジットカード会社などの審査には影響しない可能性はあります。
返済滞納により、ブラックリストに載る(信用情報に情報登録される)ことはあっても、任意売却が原因でブラックリストに載ることはありませんのでご安心ください。