コロナ禍による住宅ローンの問題。悩む前に相談を！

新型コロナウイルスの感染拡大による影響から、住宅ローンの支払いに不安を持たれている方も多くいらっしゃると思います。住宅ローンは金額も大きく、返済期間も長期に渡りますので、不安になるのは当たり前のことです。

最近の相談で多い内容

最近のご相談の中で多いのは、新型コロナウイルスの影響により収入が減ってしまったことに起因して、住宅ローンの支払いが今まで通りできないという内容です。

正直にお答えすると、原因が何であれ、住宅ローンの滞納が続くと債権者（金融機関など）は、いずれ所有不動産を差押えてそれを競売にかけることで滞納金の回収を図ろうとします。

対策は早めに講じ、不安は少しでも早めに取り除きましょう！

借入をした金融機関に相談

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う様々な問題は誰も予想できない不測の事態であり、誰に責任があるわけでもありません。

現在、各金融機関では、返済期間の延長や当面の間の返済額減額措置、ボーナス返済の見直しなど、様々な方法で救済に向けた相談の受付を開始しております。

このような有事の際は、支払い方法などについて債権者も親身に相談に乗ってくれると思います。
住宅ローンの返済が苦しくなってきた、あるいは、この先、支払っていくことが厳しくなりそうだと感じている方は、早めに借入をした金融機関に相談しましょう。恥ずかしいなどと思ってはいけません。

金融機関の救済措置も永遠に続く対応ではありません。

金融機関に相談しても状況の改善が見込めないと思われた時は、自宅売却などの検討が必要になってきますが、その場合でも解決策は必ずあります。

「不動産競売」または「任意売却」による解決

住宅ローンの返済が滞ってしまった際の売却方法には、「不動産競売」と、「任意売却」という2つの方法があるのをご存知でしょうか。

不動産競売とは、不動産をオークション形式で売却する方法ですが、買い手側に様々なリスクがあることから、売却価格は安くなってしまうのが一般的です。よって必然的に、売却する側の残債務（残りの借金）も多く残ってしまいます。

任意売却の場合は、債権者の同意が必要なことから様々な話し合いや手続きなどに手間はかかりますが、不動産競売よりも高く、一般市場に近い価格で売却することが可能となりますので、残債務を不動産競売より圧縮することができます。

債権者側（借入をした金融機関）からしても、任意売却は不動産競売より貸付金を多く回収できる可能性があるためメリットがあります。また、債権者との話し合いや面倒な手続きなどは、任意売却を専門に扱う不動産会社に依頼すればスムーズに代行してもらえます。

あなたにとっても債権者にとっても、大きなメリットがある任意売却。
住宅ローン返済に困ったときの最後の手段として、任意売却という選択肢があることを是非、知っておいてください。

任意売却と依頼にかかる費用

任意売却とは、住宅ローンの返済問題を競売によることなく解決させる方法であり、

• 市場相場に近い価格で競売より高い金額で売却する
• 引っ越し費用を確保する
• リースバックを利用して今の自宅にそのまま住み続ける

など、問題解決に向けての選択肢も広がります。
また、任意売却を依頼するにあたり費用を準備していただく必要はありません。（任意売却にかかる費用はすべて無料）

任意売却は、金融機関も勧める不動産売却の有効な手段のひとつでもありますので、きっと問題解決に向けての一歩が踏み出せるはずです。

いちとりが債権者との間に入り、最後までサポートします！
ご安心ください。住宅ローンの問題は解決できます！