破産を避けたい個人事業主必見!|住宅ローンを無理なく整理する方法とは?

個人事業主として一生懸命に働いてきたものの、住宅ローンの返済が生活を圧迫している──そのような不安を抱えていませんか?

特に、収入が不安定になりやすい個人事業主にとって、住宅ローンの重荷は、生活だけでなく事業にも大きな影響を及ぼしかねません。

この記事では、破産を避けながら住宅ローンを整理するための具体的な方法を、実践的かつ分かりやすく解説します。

「住宅ローン返済が苦しい。でも破産は避けたい」
そう考えている方は、状況がさらに悪化する前に、ぜひ最後までお読みください。

【執筆】

株式会社いちとり
代表取締役/代表相談員

林 達治

東証一部上場不動産会社、外資系金融機関、任意売却専門会社を経て、日本全国の不動産を対象とした任意売却を専門に扱う株式会社いちとりを東京都新宿区に設立。

勇気を出して相談してくださったご相談者様に最後まで寄り添ってサポートすることを信条に、現在も会社代表を務めながら代表相談員として、住宅ローンの悩みを抱える方々の問題解決のために精力的に活動している。

長年培ってきた任意売却に関する豊富な知識と経験を活かして、個人・法人問わず、年間500件以上の相談を受けており信頼も篤い。

目次

なぜ、個人事業主は破産に追い込まれやすいのか?

個人事業主にとって、住宅ローンの返済が大きな負担となることは少なくありません。

特に、収入が不安定な業種では、住宅ローンのように毎月決まって出て行く支払いが家計と事業資金の両方を圧迫し、経営と生活のバランスを崩してしまうことがあります。
このような状態が続くと、やがて資金繰りが立ち行かなくなり、経済的な破綻リスクが高まってしまうのです。

この章では、個人事業主が破産に追い込まれやすい4つの主な理由について説明します。

理由①|収入に浮き沈みがあることで起こるリスク

個人事業の場合、業種によっては繁忙期と閑散期の差が大きく、月ごとの売上に大きな変動が生じることもあります。
しかし住宅ローンは、毎月決まった日に一定額を返済するのが原則です。そのため、収入が落ち込む月には返済が厳しくなりがちです。

こうした状況が続けば、やがて返済の遅延や滞納が発生し、最悪の場合は競売を申立てられる事態に発展する可能性もあります。

理由②|借入時の審査が甘くなりやすい落とし穴

開業直後や一時的に業績が好調だったタイミングで、勢いのまま住宅ローンを組んでしまった方もいるかもしれません。

自営業者の場合、ローン審査では実態以上の返済能力があるとみなされて、想定以上の大きな借入が通ってしまうケースもあります。

そのため、事業の計画や将来の見込み収入を楽観的に捉えてローン契約を行ってしまうと、のちに現実の返済額とのギャップに悩まされ、事業だけでなく生活においても問題が深刻化してしまう恐れがあります。

理由③|事業資金と生活費の混同によるキャッシュフロー悪化

個人事業主の中には、事業用と個人用の口座を明確に分けていないケースも少なくありません。

その結果、本来は事業に使うべき資金を生活費に充ててしまったり、逆に生活費を事業に流用してしまったりすることで、資金の流れが不透明になってしまうことがあります。

このような状態が続くと「住宅ローンの返済に実際どれだけ充てられるのか」が把握しづらくなり、気づかないうちに返済が後回しになってしまうことも。
最終的には、事業と家計の両方で資金繰りに行き詰まり、経済的破綻へと向かうリスクが高まります。

理由④|信用情報を傷つけたくなくて我慢してしまう心理

個人で事業を営んでいる方にとって、信用情報は大切な「信用資産」のひとつです。

「滞納すれば信用情報に傷がつくのでは…」「返済が遅れるなんて恥ずかしい…」

そのような不安から、無理をしてでも返済を続けてしまう方がいらっしゃいます。しかしその結果、生活資金が枯渇し、事業にも悪影響が及ぶケースは非常に多いのが実情です。

大切なのは「傷を避けること」ではなく「早めに立て直すこと」。状況が悪化する前に、相談する勇気が何より大切です。

破産せずに住宅ローンを整理する3つの方法

自己破産を回避するための方法は、ひとつだけではありません。
その中でも、特に現実的で多くの方が選択している代表的な方法を3つ紹介します。

方法①|リスケジュール(返済条件の見直し)を金融機関に相談する

リスケジュールとは、借入をしている金融機関に、返済条件の見直しを相談することです。

たとえば、月々の返済額を減らしたり、返済期間を延長したりすることで、支払いの負担を一時的に軽減することができます。

ただし、ここで重要なのは、滞納をする前に相談するということ。
滞納が続いている状態では交渉が難しくなるため、早めの行動がポイントとなります。

方法②|専門家(弁護士・FPなど)に相談する

住宅ローンの整理には、法律や金融の知識が必要になる場面が多々あります。だからこそ、できるだけ早い段階で専門家に相談することが求められます。

たとえば、

  • 弁護士|債務整理の手続きや金融機関との交渉をサポート
  • ファイナンシャルプランナー(FP)|資金繰りや生活再建のアドバイスを提供

    「もう破産しかないかも…」と思っている今こそ、プロに相談することで、破産以外の選択肢が見えてくることもあります。

    一人で悩まず、まずは勇気をもって問い合わせてみましょう。

    専門家に相談する!
    債務整理や法律に関するお悩みは、無料相談が可能な「法テラス」などの公的機関を、事業や生活に伴うお金の悩みは「日本FP協会」や「マネードクター」といった無料相談サービスが様々ありますので、このようなサービスを活用するのもひとつの方法です。
    状況に応じて、専門家の力を借りることで、より適切な解決策が見つかる可能性があります。

    方法③|任意売却で自宅を手放し、生活を立て直す

    任意売却とは、住宅ローンが残っていても、金融機関の合意を得て自宅を売却できる方法です。
    競売とは違い、市場価格に近い金額で売却できる可能性があり、売却後に残った借金(残債)についても分割返済などの交渉が可能です。

    「自宅を手放すなんて…」と抵抗を感じる方も多いと思います。しかし、任意売却は、信用情報を大きく傷つけずに生活を立て直すことのできる手段でもあります。

    任意売却を検討するなら、任意売却に特化した不動産会社への相談がおすすめです。

    金融機関との交渉や煩雑な手続きは、ほとんどを依頼した会社が代行してくれるため、自分自身が対応に追われて大変な思いをするということはありません。

    ただし、依頼する会社は慎重に選ぶことが重要です!
    任意売却には専門的な知識と経験が不可欠なため、実績や対応力のある会社を見極めることが、スムーズな再出発につながります。

    専門家に相談する!

    株式会社いちとりは、東京都新宿区にある任意売却専門の不動産会社です。任意売却の知識と実績は豊富にありますので、住宅ローン滞納や差押え、競売申立てに関するお悩みは当社までご相談ください。

    📞株式会社いちとり|住宅ローン問題・任意売却に関する無料相談はこちら

    住宅ローン整理の注意点と成功するための心構え

    住宅ローンの整理は、単に返済を止めることではなく、新たな生活への再スタートの準備です。

    大切なのは、今の状況に振り回されず、冷静に判断し、未来を見据えて行動すること。

    この章では、住宅ローンの整理を成功させるために押さえておきたいポイントをお伝えします。

    感情ではなく「数字」で判断することの大切さ

    「家を手放したくない」「まだ何とかなるかもしれない」――そうした感情を抱くのは、自然なことです。

    しかし、住宅ローンの整理で大切なのは、感情ではなく、収入・支出・借入残高といった「数字」に基づいて判断する冷静な視点です。

    現実を直視し、実際の数字をもとに状況を見極めることが、現状を立て直すためには欠かせません。

    家族への説明・同意を得ておく

    住宅ローンの問題は、本人だけでなく家族全体の生活に大きく影響するものです。

    「家を売るかどうか」「売却したらどこに引っ越すのか」「まずは何を優先すべきか」――こうした重要な判断は、家族としっかり共有し、全員が納得のうえで進めることがとても大切です。

    家族の理解と協力があってこそ、今後の暮らしの不安も大きく軽減されます。

    「再起」の視点で行動する

    住宅ローンを整理するという決断は、「諦め」ではなく「再起」への一歩です。

    自宅を手放すことになったとき、それは辛い選択かもしれませんが、生活を立て直し、新たなスタートを切るための前向きな行動と考えましょう。

    自分や家族の暮らしを守り「再起」するための、大切な選択であることを忘れないでください。

    住宅ローンの整理でお勧めなのは「任意売却」

    住宅ローンの返済が難しくなったとき、破産を避けつつ生活を立て直す最も現実的な方法のひとつが「任意売却」です。

    この章では、任意売却のメリットや基本的な進め方を、初めての方にもわかりやすく説明します。

    任意売却のメリット|破産を避けて再スタートできる理由

    「もう家を手放すしかないのか…」
    そう感じたときに、任意売却という選択肢を知っているかどうかで、その後の人生の方向は大きく変わります。

    任意売却には、競売と比べて精神的・金銭的な負担を軽減できるという大きなメリットがあります。
    また、以下のような点からも、住宅ローンに悩む個人事業主の方にとっては、負担を抑えながら新生活に踏み出すことができる最善の選択肢となり得ます。

    任意売却の主なメリット】

    • 競売より高く売れる可能性が高い
    • 引っ越しのタイミングや条件を交渉できる
    • 残債の返済方法(分割など)も柔軟に対応してもらえる
    • 信用情報への影響が最小限に抑えられる

      つまり、任意売却は「売る=終わり」ではなく、「売る=人生を立て直すスタート地点」となる選択肢なのです。

      任意売却の進め方|まず何から始めればいいの?

      任意売却を選ぶと決めたとしても、「具体的にどう動けばいいのか分からない…」という方は少なくありません。

      そこで、ここでは任意売却の基本的な流れと、最初にやるべきことを簡潔にわかりやすく説明します。

      【任意売却の基本的な流れ】

      1. 任意売却に精通した専門会社・相談窓口に連絡
        →無料相談などで現状を整理し、任意売却の進め方を検討します。
      2. 金融機関との交渉・同意取得
        →借入先の金融機関と売却の意向を話し合い、任意売却の同意を得ます。
      3. 不動産査定・販売活動
        →市場相場に基づいて査定を行い、購入希望者を探します。
      4. 売却完了・残債の返済計画相談
        →売却後に残った債務についても、返済方法を一緒に考えていきます。
        補足

        2.と3.のプロセスは、依頼先の会社が代行してくれるため、心配しなくて大丈夫です。4.についても、必要に応じてサポートが受けられます。

        だからこそ、任意売却で最も大切なことは「信頼できる相談先を見つけること」なのです!!

        任意売却に関する知識や実績が豊富な会社であれば、複雑な手続きだけでなく、精神的な負担にも丁寧に寄り添い、安心して進められる環境を整えてくれます。

        任意売却での注意点|手続きにタイムリミットがある!

        任意売却は、住宅ローンの返済が難しくなったときに、競売を避けて自宅を売却できる有効な方法です。
        但し、この手続きには明確な「タイムリミット」があります。

        住宅ローンの滞納が続くと、債権者(金融機関など)は「競売」の申立てに移行します。そして、競売の開始が決定されると、任意売却は「入札日の前日まで」に完了(売買代金の支払いと所有権移転)させる必要があります。

        「債権者との交渉→不動産査定→購入者探し→契約→決済」という工程を、限られた期間でスムーズに進めるのは、かなりのスピードが求められる作業です。

        つまり、任意売却を考えるなら「時間に余裕があるうちに動く」ことが何より重要となります。

        経営が厳しくなってきたと感じたときや、ローンの滞納が始まった時点が、任意売却を検討する最適なタイミングです。早めに専門家へ相談し、再出発への準備を始めましょう。

        まとめ|「住宅を失う」ことは「人生を失う」ことではない

        住宅ローンの返済が苦しくなり「もうダメかも・・・」と気力を失いそうになることもあるかもしれません。
        けれども、そこで債務整理を決断することは、たとえ住宅を手放す結果になったとしても人生の終わりなどではなく、むしろ背負ってきた重荷を一度下ろし、新たなスタートを切るための大切なステップになります。

        特に個人事業主の方は、収入の浮き沈みや経営環境の変化による影響を受けやすいものです。
        そのような中でも「任意売却」という選択肢を取ることで、破産を回避しつつ、生活を前向きに立て直す道が見えてきます。

        何より大切なのは、一人で抱え込まないこと。
        早い段階で信頼できる専門家に相談すれば、不安や悩みを整理しながら、自分に合った最善の解決策を見つけることができます。

        住まいは人生の一部であって、すべてではありません。
        暮らしを見直し、再び歩き出す準備を――今、この瞬間から始めてみませんか?

        📞「どうしたらいいか分からない・・・」それだけでも大丈夫!|任意売却の無料相談はこちら

        「株式会社いちとり」は、東京都新宿区にある任意売却専門の不動産会社です。
        任意売却の実績豊富な当社だからこそ、個人事業主の悩みにも丁寧に対応できます。
        「住宅ローンが苦しい・・・でも事業は続けたい」とお悩みの方へ。
        あたたの事業と家族の生活を守るために、まずは住宅ローンの整理について一緒に考えてみませんか?

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