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本のご紹介「宇喜多の捨て嫁」



 
第2回(2015年)高校生直木賞受賞作!!
 
先日書店で、ふと目についたのが、「宇喜多の捨て嫁」という歴史小説でした。
 
歴史小説(特に戦国時代もの)好きな私ですが、宇喜多家についてはあまり知識がないということと、ちょっと怖めのタイトル・表紙の絵に惹かれて本書を購入。木下昌輝氏の小説を読むのも実は初めて。
帯には「衝撃のデビュー作!」・「5冠達成!」と大きな文字で謳われていますが、果たしてどのような作品なのか。
 
戦国武将「宇喜多」と聞けば「宇喜多秀家」を思い浮かべる方が多いと思いますが、本書の主人公は、秀家の父「宇喜多直家」です。
宇喜多直家といえば頭脳明晰・戦上手と認識しておりますが、本書では初章でかなりの梟雄(残忍な悪人)として登場するので、第一印象は良くない・・・。
 
しかし、気がつけば、いつの間にか木下氏が書くその「悪」の描写に引きずり込まれ、読み始めたが最後、ページをめくる手が止まらなくなりました。
 
また本書は、短編集のような作りになっています。
章が変わると物語の主役が変わるため、各章で登場する主役の目(別の角度)から直家とその生き方を見ていくことになります。
 
全てを読み終わり、初めて直家という武将の本当の姿を知ることができます。
読書中、その直家の壮絶な人生が私の脳内で駆け巡っていたため、久々にずっしりと重く、だけどじんわり心が温かくなるような、不思議な読後感を味わいました。
 
文章の構成といい、ストーリーの展開といい、読み応えのある作品に出会えました。
 
さて、本作品は、「第2回(2015年)高校生直木賞受賞作」に選ばれています。
高校生直木賞???私も本書の解説ページを読むまで、その存在を全く知りませんでした。
 
「高校生直木賞」とは、全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞候補作から「今年の1作」を選ぶという試みです。2014年に初めて日本で開催され、以降、毎年全国の高校生たちによる1冊が選ばれています。
その第2回目(2015年)の受賞作が、今回ご紹介の「宇喜多の捨て嫁」です!
 
高校生がこの本を選ぶって何だかすごい!と一人感動。若い人にもそれだけインパクトを与えた作品なんですね。
しかし、残忍なシーンも多く、またそれがリアルすぎて、そういう描写が苦手な方の評価は恐らく低いと思います・・・。
ただ、本が好きで歴史が好きな方には、是非読んでいただきたい作品のひとつです。木下昌輝氏の緻密で巧妙に展開していくストーリーに悶絶すること間違いなしです!
 
それでは最後に、第7回(2020年)の高校生直木賞候補作も記載しておきますね!
2020年は、4月29日に行われる選考会を経て大賞が決定します。
過去の候補作・受賞作につきましては、下記、「高校生直木賞ホームページ」より確認いただけますので、気になる作品がありましたら是非、読んでみてください。
 
 
【 第7回(2020年)高校生直木賞候補作品 】
 
① 平場の月 (光文社) <朝倉かすみ>
② 渦 妹背山婦女庭訓魂結び (文藝春秋) <大島真寿美>
③ 嘘と正典 (早川書房) <小川哲>
④ 熱源 (文藝春秋) <川越宗一>
⑤ トリニティ (新潮社) <窪美澄>
 
 
▶ 高校生直木賞ホームページ

 
 
 
 
フリーダイヤル: 0120-49-1102 (携帯・PHSからも通話料無料)