住宅ローンは借入リスクを理解して上手に利用する!

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今、世界中の経済も非常に大きなダメージを受けています。
不動産業界においてもその影響は計り知れず、先行き不透明な状況が続いています。
 
新型コロナウイルス問題が発生する以前は、不動産の価格は堅調に上昇傾向を辿っていました。
 
日本銀行による低金利政策とも相まって「頭金0円」・「賃貸家賃と変わらない月々の返済額」などという言葉と共に、住宅ローンを利用して夢のマイホームを購入された方もたくさんいらっしゃったと思います。
 
しかし、住宅ローンも言い換えれば「借金」です。
 
借りたものは返さなければいけませんから、住宅ローンを利用するときにはリスクについてもきちんと理解した上で、賢く利用するようにしましょう。
 
では、住宅ローンのリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。
 
 

住宅ローンのリスク

 
 
住宅ローンのリスクとは、将来的に発生しうる可能性のある「返済不能となる事象」のことです。
大きなものとしては、以下のようなことが挙げられます。
 
 
■ 金利上昇リスク
■ 収入減少リスク
■ 担保価値リスク
■ ライフプランリスク

 
 

金利上昇リスク

 
変動金利タイプを選択して住宅ローンの返済を行う場合、「金利が上昇したとき」のリスクは必ず考えておかなければいけません。
 
低金利の期間が続いていると、いつの間にかその状況が当たり前のこととなり、“金利は変動するもの“という意識が薄れがちです。何事においても「永遠に続く」ということはありません。
 
長期の借入を行うのであれば、金利上昇リスクは必ず念頭に置いて高金利時代の金利を適用したシミュレーションなどを行い、今より金利が上昇しても返済可能かどうかチェックしておきましょう。
 
 

民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等) ※住宅金融支援機構ホームページに移行します

 
 

収入減少リスク

 
今回の新型コロナウイルスもそうですが、自然災害の発生、ケガや病気による長期療養、突然のリストラなど・・・私たちにはいつどのような災難が襲ってくるか分かりません。
 
思いもよらないことで収入が減ってしまった場合でも、毎月の返済というものは続いていくのです。
 
収入が減れば住宅ローン返済の負担は確実に重くなってきますので、返済額減額の検討や収入減に備えた保険を利用するなどの備えは必要と思われます。
 
 

担保価値リスク

 
建物の価値は、基本的に新築時が一番高く、後は少しずつ減価していきます。
 
住宅を購入する際には、売却したときに住宅ローンの残りを全額返済できるのかということも視野に入れ、検討されることをお勧めします。
 
 

ライフプランリスク

 
離婚や転勤、子供の進学など、長い人生にライフプランの変化はつきものです。突発的なイベントの発生なども含め、大きな生活の変化があったときにもある程度対応できるよう備えておくことは大切です。
 
賃貸住宅になった場合の家賃水準の想定や、学資保険などを利用したお子様に対する費用の準備など、事前に予見できるライフイベントへの対策も検討しておきましょう。
 
 
 
 
しかし、リスクを恐れていては何もできません。
大切なのは「リスクがある」ということを理解して、そのリスクに対する対策を準備しておくことです。
 
それでも、その想定を上回る事態が発生してしまった場合、住宅ローンに関しては任意売却で解決できる可能性があります。
 
 

 
 

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